何故勉強するのか。現役中学生が解説!
何故勉強をするのか。
去年の秋口の僕は、憂鬱な物理の授業でそんなことばかり考えていた。
こんな訳の分からん記号を飲み込ませて何になるんだ!複雑難解な数式だって一体どこで使うんだ!
興味のない授業を前にすると勝手に憤慨し机に突っ伏した。
でも今は何となく「勉強」ということへの定義づけができたように思える。
勉強とは、物事に没頭するための土台なのだと。
具体的に説明すると、目の前の城を前に 「この城カッケー🌟」からちょっと勉強して知識がつくことで「さすが清正!石垣の流線が実にビューティフル❤️」に変わるわけ。
これは歴史の授業を通して学ぶがもっと実用的でなさそうな理科も、物理をマスターすれば、みんな大好きディズニーランドのタワーオブテラーでポップコーンを手に浮かせて無重力を体感できるようになる。これは極論だが勉強すればするほど目の前の景色が面白く映るのだ。
趣味の勉強は勿論、学校の勉強もこんなの役に立たないと食わず嫌いで終わらずとりあえずやってみる。この意識を持つと知的好奇心が刺激されて楽しくなった。
最近は、学校に行く必要なんてない。外に出て学生のうちから経験を積むべきだ!
といった主張もあり、僕も素晴らしいと思うがこれはいわゆる「学校の勉強」が邪道、不要、ということでは決してなくて固定概念に縛られた従来の学校から解放され自分で必要な学習をしろ!という、より険しい道を示唆するものだということを理解する必要がある。
もっとも、親のスネかじって偉そうにしてるガキの書いた文だから真に受けられても困る。でも一応自分の中で結論が出たから書いてみた。
一見机上で完結するように思えることも実は日常の延長線上にあったことにようやく気づけた中2の秋。「何で勉強すんねん!」と悩む人の一助になれば良いのだが...